インターネット・コミュニティ論

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電子掲示板はどのうな方向に進化するのか

今、ネット上には様々なコミュニティーが存在します。
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文字だけのコミュニティーである電子掲示板は、最も古いタイプのコミュニティーということができます。中には画像を貼り付ける。動画を貼り付けるというような掲示板もあります。SNSも掲示板の進化系であり、一種であるというならば、電子掲示板はSNSのような形に収束していくのでしょうか。
今、ネット上には掲示板と似たものに、質問者が質問をして、誰かが答えるという、一種のQ&Aに特化した掲示板もあります。ネット上で物を聞けば「ググれカス!」と書かれる時代でもないわけです。京大カンニング事件はそのような掲示板によって行われた事件でした。
また、ウィキペディアのような形のものも、形は異なりますが、一種の掲示板のようなものです。
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あの表面の裏にはなぜその記述に至ったかの論争があり、相手の書いてあることを否定するなどの編集合戦など、まさに掲示板における論争そのままです。そのような誰でもかける論争の結果を真実と信じて、ウィキペディアの内容を学校の論文の丸写しするという人がいるといいますが、何故ウィキペディアの内容があそこまで信頼性を持つのか?それも不思議です。私の学生時代の専門は近現代史であり、戦史などにも興味があり、アジ歴などの資料をよく読んだりもします。特に近現代史に関する記述は酷い物です。イデオロギー争いの道具にされているものもあれば、通説、俗説がそのまま載っています。それも知っていてても、面倒なので直す気がしません。そして間違った情報を真に受ける人がどんどん増えても、別に困るわけでもないですから。
このように、掲示板、それに類似する文字情報を中心とした不特定多数の人間が書き込みを行うというコミュニティーはこれからも、ネットの情報やコミュニティーの中心でありつづけることでしょう。文字媒体の持つ力はそれだけのものですし、非常に便利な物です。動画や絵は簡単に書いたり、作ったりできませんが、文章ならば、へたくそであろうがなんであろうが、自分の言いたいことをかけるというレベルの人はたくさんいます。別に美文である必要も無いのです。自分の主張を一番書きやすい、参加しやすいということでいえば、どうしても電子掲示板が一番ということになるでしょう。
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それはこれからも変わらないと思われます。形を代え今のようなもののままであるかどうかは分かりません。
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しかし、文字をつかい、文字によって相手とコミュニケーションをとり、その内容はネット上誰にでも公開されているということをネット掲示板であるとするならば、それはこれからもインターネットコミュニティーの主流でありつづけることでしょう。犯罪予告や、個人情報の書き込みなどの馬鹿な行為はこれからも無くならないでしょうし、完全に取り締まるなら、それこそインターネットの自由を奪うような措置をとるしかありません。一部の馬鹿のためにその自由を失うという愚かな選択をして欲しくは無い物です。
当然、このようなルール違反をする人間を放置するわけにはいきませんので、何らかの対策は必要でしょう。それこそ技術的な対策が何か可能になる日がくるかもしれません。ネットコミュニティーといっても特別なものでもなく、非常識な人間はやはり排斥されますが、その排斥が容易ではないという点が問題です。コミュニティーを破壊する気になれば、ある程度は、それができてしまうのです。結局は程度の問題ではありますが、何かしらの一定のルールというものが、出来上がってくる可能性はあります。それがネットの自由を侵すものでないことだけを祈っています。